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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科20巻3号

1992年03月発行

文献概要

症例

眼窩尖端症候群を呈した蝶形骨洞原発の悪性リンパ腫の1例

著者: 上羽哲也12 宮武伸一1 橋本信夫1 菊池晴彦1

所属機関: 1京都大学脳神経外科 2岸和田市民病院脳神経外科

ページ範囲:P.283 - P.287

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I.はじめに
 節外リンパ腫の2.0-6.8%が鼻腔,副鼻腔に発生するが,その中でも蝶形骨洞に原発するものは非常に稀である3,5,7,12,13,15).われわれは,眼窩尖端症候群にて発症し,手術により視力の回復をみた蝶形骨洞原発の悪性リンパ腫の1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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