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研究
ネッククリッピング不可能な椎骨動脈瘤に対する治療的一側椎骨動脈閉塞術—特に術後の脳幹虚血について
著者: 安井敏裕1 矢倉久嗣1 小宮山雅樹1 夫由彦1 永田安徳1 田村克彦1 金安明1
所属機関: 1馬場記念病院脳神経外科
ページ範囲:P.325 - P.332
文献購入ページに移動ネッククリッピング不可能の椎骨動脈瘤に対し,prox—imal occlusionやtrappingにより,一側の椎骨動脈(以下VA)が遮断されても,健側VAが患側と同等またはそれ以上の太さであれば問題はないとされている.しかし,この条件を満たし術後無症状であっても,一定期間を経て脳幹虚血の症状が出現することがある.自験例をもとに,一側VA閉塞後の脳幹虚血発生の予防方法について検討する.
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