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症例
経眼窩的穿通性損傷の臨床的検討
著者: 笠毛静也1 朝倉哲彦1 楠元和博1 中山正基1 門田紘輝1 厚地政幸2 山本征夫3
所属機関: 1鹿児島大学脳神経外科 2厚地脳神経外科病院 3鴨池病院脳神経外科
ページ範囲:P.433 - P.438
文献購入ページに移動異物による経眼窩的穿通性損傷は比較的に稀に発生する外傷であり,多くは眼科医もしくは救急医により初期治療が行われる4,34).その殆どは予後良好であるが.時に脳損傷が看過されたため重篤な頭蓋内合併症を来すことがある12,20,34),著者らは現在までに7例を経験しており,今回脳損傷の受傷機転,治療および合併症について検討し知見を得たので報告する.
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