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症例
脳動静脈奇形の臨床病理学的検討—とくにEVAL(ethylene vinyl alcohol copolymer)塞栓術後摘出例について
著者: 福島武雄1 大城真也1 土持広仁1 継仁1 朝長正道1 後藤勝弥2 前原史明2 松本直樹3 林隆士4
所属機関: 1福岡大学脳神経外科 2福岡大学放射線科 3松本病院脳神経外科 4聖マリア病院脳神経外科
ページ範囲:P.439 - P.444
文献購入ページに移動脳動静脈奇形(AVM)の根治的な治療は,原則的にはnidusを全摘出することであるが,外科的治療には種々の限界がある.近年手術を容易にするため術前AVMの塞栓術が行われ注目されている1,8,12,16,20,21)。私共も,液性塞栓物質(EVAL)を用いて塞栓術を施行している.今回本法実施後全摘出したAVM 2例の手術所見,病理学的所見より,EVAL塞栓術の問題点について検討を加えた.
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