文献詳細
文献概要
脳腫瘍の組織診断アトラス
(21)Glioblastoma
著者: 中里洋一1
所属機関: 1群馬大学医学部第一病理学教室
ページ範囲:P.526 - P.531
文献購入ページに移動I.はじめに
成人に発生する神経外胚葉性腫瘍の代表的存在である膠芽腫ghoblastomaは,発生頻度と生物学的悪性度が高く,病理学的ならびに臨床的に最も重要な脳腫瘍である.肉眼的にも組織学的にも多彩な形態像を示すので.多形膠芽腫ghoblastoma multiformeとも呼ばれる.本稿では,組織学的所見を中心にghoblastomaの特徴について述べることとする.
成人に発生する神経外胚葉性腫瘍の代表的存在である膠芽腫ghoblastomaは,発生頻度と生物学的悪性度が高く,病理学的ならびに臨床的に最も重要な脳腫瘍である.肉眼的にも組織学的にも多彩な形態像を示すので.多形膠芽腫ghoblastoma multiformeとも呼ばれる.本稿では,組織学的所見を中心にghoblastomaの特徴について述べることとする.
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