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研究
脳血管の三次元表示—パーソナルコンピュータによる正・側脳血管像からの立体画像作成法について
著者: 舩橋利理1 桑田俊和1 中大輔1 小倉光博1 龍神幸明1 辻直樹1 駒井則彦1
所属機関: 1和歌山県立医科大学脳神経外科
ページ範囲:P.567 - P.573
文献購入ページに移動コンピュータを用いた立体画像化が進むなかで,脳血管の三次元表示が最近開発され,臨床的に応用されつつある1-5).しかし,使用されている機種は大型のコンピュータであり,設置するうえで経済的な問題があり,さらに三次元表示に要する時間がかかりすぎるという欠点があって臨床での利用価値が少ないのが現状である.これらの欠陥を補うべく,今回われわれは現在普及しているパーソナルコンピュータと市販のソフトプログラムを用いて,低価格でしかも迅速に脳血管の三次元画像を作成する方法を考案した.
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