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症例
Disproportionately Large,Communicating Fourth Ventricleの4例—特にIsolated Fourth Ventricleとの病態の違いについての考察
著者: 黒木貴夫1 松元幹郎1 大石仁志1 山下晃平1 周郷延雄1 寺尾榮夫2 串田良昌3
所属機関: 1東邦大学佐倉病院脳神経外科 2東邦大学脳神経外科 3済生会横浜市南部病院脳神経外科
ページ範囲:P.707 - P.711
文献購入ページに移動1983年,われわれが本邦で初めてScottiにより提唱された“Disproportionately large, communicating fourthventricle17)(DLCFVと略す)の2症例を報告9)して以来,その報告例も散見されるようになった.しかし,それらの報告例の中には”Isolated fourth ventrlcle"(IFVと略す)との異同が問題となる症例などもあり,DLCFVの病態はまだ十分には分析されていない.今回,われわれの経験したDLCFVの4例と文献上報告されているIFVとを比較検討し,DLCFVとIFVの病態の違いと,DLCFVの発生機序について考察した.
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