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研究
術中顔面筋誘発筋電図モニター下に手術を行った顔面痙攣の経験
著者: 井須豊彦1 鎌田恭輔1 中村俊孝1 北岡憲一2 伊藤輝史3 小岩光行4 阿部弘5
所属機関: 1釧路労災病院脳神経外科 2美唄労災病院脳神経外科 3日鋼記念病院脳神経外科 4柏葉脳神経外科病院 5北海道大学脳神経外科
ページ範囲:P.757 - P.761
文献購入ページに移動顔面痙攣に対する神経血管減圧術は広く普及しているが1,2,4,7-9,15),必ずしも満足すべき手術結果が得られるとは限らない.その原因としては,術中,顔面神経に対する減圧効果判定が必ずしも容易ではなく,術者の経験によるところが大きいことによると考えられる.今回,われわれは,顔面筋誘発筋電図を測定することにより,術中,顔面神経に対する減圧効果判定が可能かどうか,さらに,術後の顔面痙樂の予後判定が可能かどうか検討を加えたので報告する.
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