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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科20巻8号

1992年08月発行

文献概要

研究

BALT Magic Catheterの使用経験—カテーテルの利点,欠点,及びその適用について

著者: 倉田彰1 入倉克巳1 宮坂佳男1 矢田賢三1 菅信一2

所属機関: 1北里大学脳神経外科 2北里大学放射線科

ページ範囲:P.849 - P.856

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I.はじめに
 マイクロカテーテルの開発,進歩により超選択的血管造影,塞栓術が広く行われるようになり,その有効性についても数多くの報告がされてきている.しかし本邦では未だ,ガイドワイヤーを用いたTRACKERカテーテルの報告が主である.われわれは,ガイドワイヤーを用いずに誘導していくBALT magicカテーテルとTRACKERカテーテルの双方をそのカテーテルの持つ特異性を考慮し,使い分けて使用している.
 今回BALT magicカテーテルを用いた脳動静脈奇形の超選択的血管造影,塞栓術,硬膜動静脈奇形,髄膜腫の塞栓術を施行し,その有効性について検討したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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