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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科20巻8号

1992年08月発行

文献概要

症例

直達ネジ固定術を行った新鮮歯突起骨折の1例

著者: 長谷川健1 浜田秀剛2 宮森正郎1 山野清俊1

所属機関: 1富山市民病院脳神経外科 2黒部市民病院脳神経外科

ページ範囲:P.887 - P.891

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I.はじめに
 軸椎歯突起骨折のうち,type II(Anderson & D'Alonzo2))はもっとも頻度が高く,また報告されてきた保存的,観血的いずれの治療成績にも大きなばらつきがあり議論が尽きない.近年,前方経由によりネジを用いて歯突起片と軸椎椎体を直接内固定する全く新しい視点からの術式が報告された5,19)
 今回われわれは,この方法を適用した新鮮歯突起骨折type IIの1例を経験したので,文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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