icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科21巻1号

1993年01月発行

雑誌目次

「国手の理想は常に仁なり」

著者: 重森稔

ページ範囲:P.5 - P.6

 これは,私共の大学の前身である九州医学専門学校(昭和3年創立)の校歌の一節である.作詞は郷土の詩人,北原白秋である.広辞苑によれば,「仁」とは「礼にもとづく自己抑制と他者への思いやり」とある.医師をめざす若者の心がまえについて,白秋の強い念願がこめられた文言といえる.
 医学がScienceによって支えられたArtであるということは良く知られている.脳神経外科領域においても,最近のScienceとArtの進歩には目を見張るものがある.私が入局した1970年当時,頭蓋内病変の多くはAir StudyやAngiographyで間接的にしか知り得なかった.しかし今では一目瞭然に画像上に描出され,病変の種類や性質まで明確に判定し得るようになった.かつて経験をつんだ脳神経外科医にしか判らなかったことが,今では初心者にも簡単に判ってしまう.以前にはとても手がつけられないと考えられていた部位や,手術不能と考えられた病変にも積極的に手術が行われるようになった、脳神経外科において,手術すなわちArtの占める比率がいかに大きく,しかも大切であるかは改めて言うまでもないであろう.少しでも手術適応を広げ,いかに安全かつ確実に手術を遂行するかということは,脳神経外科医にとって最も根本的な希求であろう.難しい手術の前日には過去の経験を思い出し,expertの方々の手術書を調べ,最近の学会のビデオ発表の内容を思い出しながら,万全の準備をととのえる.それにも拘らず,手術中思いもかけないアクシデントに遭遇することがある.また手術が無事終了しても,術前には予測し得なかった神経症状が新たに出現し,啞然とすることもある.この様な場合,手術の適応やアプローチの選択,さらに手術手技の1つ1つについて,自分の判断に誤りがあったのではないかと心を悩まし,深く反省する.このようなことは脳神経外科医の誰もが経験することであろう.

連載 脳循環代謝・1

脳循環代謝測定法の歴史とその進歩—頭窓法から光CTまで

著者: 篠原幸人 ,   高木繁治

ページ範囲:P.8 - P.12

I.はじめに
 1945年,Kety & Schmidt1)が人間の脳平均血流量および酸素消費量を定量的に測定する事に成功してから未だ50年も経過していない.本誌において脳循環代謝測定の特集が連載されるにあたり,極く簡単に現在に到る脳循環代謝測定法の歴史と進歩,そしてその未来について述べてみたい.

総説

Surgeryとロボット技術

著者: 土肥健純

ページ範囲:P.13 - P.18

I.はじめに
 現在の臨床医学には多くの医療機器が用いられているが,これらの機器開発を支えているのがに学技術の進歩である.特に近年は電子回路,機械的機構,センサー,マイクロコンピュータ等で構成される医療用電子制御機械,いわゆるメディカルメカトロニクスと呼ばれる種類の装置が多い.このメカトロニクス技術は,直接患者の命にかかわる治療機器の分野においても広く応用されているが,その反面メカトロニクスの代表的存在であるロボット技術は治療面,特に手術への応用に関して技術的な問題点が多くその開発は遅れている.この手術行為を支援する医用ロボットの目的は,医師と同じようにはさみやメスを持って手術をするものではなく,医師の手伝いや機械的な操作による処置の方がよい場合などに用いる支援的なものである.現実的に見た場合,将来の手術支援ロボットの主流は,患部に対して体外から経皮的に針を穿刺したり,極めて細い内視鏡を導人したりして,その先端に取り付けた様々なマイクロ装置により治療を行うシステムである.これにより,従来大がかりな手術を必要とした外科的疾患に対して,手術無しでかつ同等以上の治療効果が得られる様になるものと思われる.さらにこの方法は,従来の手術よりも患者に対する負担がはるかに軽くなるため治療の対象者が増えること,さらに従来では到達不可能で手術が極めて困難であったり,不可能であった患部に対しても治療が可能となることを意味している.特に,近年その技術的発展の著しいX線CTやMRIなどの医用画像技術,各種医用画像の三次元的統合技術,コンピュータグラフィックス技術,シミュレーション技術,レーザ技術等をロボット技術と組み合わせることにより,この種の乎術支援ロボットの応用範囲は外科系のあらゆる分野に広がるものと思われる.

研究

脳表SEP記録による中心溝の同定—術中モニタリングはどのようにして臨床的に有用となりうるのか?

著者: 関谷徹治 ,   畑山徹 ,   岩淵隆

ページ範囲:P.19 - P.27

I.はじめに
 最近では,さまざまな誘発電位を利用した術中モニタリング法が臨床の場で試みられるようになっており,刺激可能な部位はほとんど刺激され尽した感さえある.しかしこれらの術中モニタリング法のすべてについて,その臨床有用性についてのコンセンサスが得られているとは諄いがたい.すなわち,ある術中モニタリング法を実施している施設はその有用性を主張するが,それを実施していない施設に対しては,その主張が説得力も持たないというような状況が起こっている.このような時,術中モニタリングに普遍性と一般性をもたせるためには,真に臨床的に有用な術中モニタリングはどのような条件を満たしているべきかという点を検討しておくことは意義のあることであろう.
 以上のような観点に立って,ここではわれわれが行ってきた脳表SEP記録による中心溝同定の経験を提示し上述の論点に考察を加えた.言い替えれば本研究の目的は,どのような牲格の術中モニタリングが臨床的に有用でないかを明らかにすることであるとも言えよう.

三叉神経痛に対する神経節ブロック及びMicrovascular Decompressionの長期治療成績

著者: 諏訪英行 ,   花北順哉 ,   水野正喜 ,   名村尚武 ,   大塚俊之 ,   朝日稔 ,   李維平 ,   近藤明悳

ページ範囲:P.29 - P.36

I.はじめに
 三叉神経痛の治療法として現在種々の治療法が行われているが,最初に試みられる治療法としてはテグレトールを中心とした薬物療法が主体となる.しかし薬剤の副作用や薬剤耐性例に対しては,次の治療法として経皮的半月神経節ブロックや手術的なmicrovascular decom—pression(以下MVD)などを選択する必要がある.経皮的半月神経神節ブロック法においても,各種薬剤を注入する方法,thermocoagulationによる方法などが報告されている.この内グリセロールによる経皮的半月神経節ブロック(以下GI)は1981年にHakanson18)により初めて記載されて以来広く普及したが,その有効性や再発率の問題が議論されてきた.一方,手術的なMVDによる治療法は,1929年にすでにDandy12)が三叉神経痛の原因として神経に対する血管の圧迫を述べており,1960年代後半になってJannetta20)が手術用顕微鏡の導入と共にMVDを普及させた.これらGI及びMVDはいずれも比較的新しい治療法であり両者を同時期に長期間追跡調査し,比較検討した報告は少ない14,28,38).われわれはこれらの方法で治療した.三叉神経痛患者につき,その治療前の臨床像の検討およびアンケート調査による術後症状の把握を行い,これら治療法の効果を比較検討した.

Glasgow Coma Scaleによる破裂脳動脈瘤の術前評価—急性期手術例における6カ月転帰との対応

著者: 後藤修 ,   田村晃 ,   安井信之 ,   仁瓶博史 ,   間中信也 ,   鈴木明文 ,   波出石弘 ,   岡秀宗 ,   辻田喜比古 ,   佐野圭司

ページ範囲:P.37 - P.43

I.はじめに
 破裂脳動脈瘤の治療成績は急性期の重症度に大きく影響されることから,予後の推定や治療方針の決定のために,様々な重症度分類が考案され使用されてきた1,3,4,10).しかしHunt and Hess分類をはじめとする従来の分類法では,重症度の中核をなす意識障害を評価する方法が不明瞭で,観察者間の不一致が指摘されている7,8).この検者間,施設問による不一致をなくし,より客観的な基準で重症度を評価することを目的として,国際脳神経外科学会連合(WFNS)の委員会は数値による意識障害評価法であるGlasgow Coma Scale6,14)(GCS)に基づいた重症度分類法13)を提唱した.この方式ではHunt分類を基礎において,GC値15と14,13と12,そして7と6とを境界線として重症度を分けている.しかしこのような境界線を設定した根拠は明らかでなく,これが最適であるとの確たるデータもない.重症度分類が予後を推定するためのものであるならば,治療成績を推計学的に解析し,どこを境界として分類するのが適切であるのかを検討しなければならない.この考えに沿い,本研究では破裂脳動脈瘤に対して急性期手術を施行した610例を対象として,術前のGCSによる評価が術後転帰にどのように反映されるかについて検討した.

急性脊髄損傷に対する実験的研究—病理学的変化の時間的推移について

著者: 川田和弘 ,   森本哲也 ,   山田與徳 ,   大橋孝男 ,   辻本正三郎 ,   星田徹 ,   角田茂 ,   榊寿右

ページ範囲:P.45 - P.51

I.はじめに
 脊髄損傷に伴う脊髄病態に関する研究は古くから行われているが,外傷後の二次的脊髄変化に関してはなお十分に解明されていない14,23,27).脊髄の二次的変化の原因について外傷により生じる虚血が重要視されているが4),その虚血の背景として傷害された部位から生じる出血や脊髄浮腫の上下への伸展が大きな役割を果たすものと思われるが,特に許後を考えると,頭側への病理学的変化の伸展に興味が持たれる.また最近,受傷直後から受傷部の毛細血管に出現してくる白血球が微小循環を障害したり,さらにはfree radicalの発生で浮腫を増強するという報告もある10,15,22).われわれは今回,ラットを用いてRivlinら24)のepidural clip methodにて脊髄損傷を作り,経時的な病理学的変化を調べ,特に白血球の浸潤という観点からその変化を観察した,その結果,興味ある知見を得たので報告し,脊髄外傷が二次的に脊髄循環に及ぼす影響について考察する.

椎骨動脈・後下小脳動脈分岐部巨大動脈瘤に対する治療的椎骨動脈閉塞術の効果—脳血管流体モデルによる血行動態の検討

著者: 長安慎二 ,   菊池晴彦 ,   長澤史朗 ,   大槻宏和

ページ範囲:P.53 - P.57

I.はじめに
 Clippingが困難な椎骨動脈・後下小脳動脈分岐部巨大動脈瘤(以下,VA-PICA巨大動脈瘤と略す)に対する治療として,瘤内血栓化をおもな目的とした観血的あるいはバルーンによる椎骨動脈(以下VAと略す)中枢側の閉塞術が行われている1-3,3,4,6,7,10).この治療法は多くの症例で安全かつ有効であるとされているが,脳動脈瘤の血栓化が認められない症例の報告も散見される17).本治療法をより確実な手術手技とするためには閉塞術がもたらす血行動態の検討が必要と考えられるが9),詳細な研究はなされていないのが現状である.
 本研究ではヒトの椎骨動脈近傍の解剖学的ならびに血流条件を考慮した流体モデルを用いて,VA-PICA巨大動脈瘤に対するVAの中枢側閉塞術を模擬した.VA流量を段階的に減少させて閉塞術に伴う血行動態の変化を詳細に検討した.動脈瘤の血栓化と密接に関係していると考えられる動脈瘤内の血流状態に着目し,VA流量の変化が瘤内血流に与える影響を,後下小脳動脈(以下PICAと略す)の流量を変化させた条件下において検討した.

症例

小児モヤモヤ病類似症例の検討

著者: 井上亨 ,   松島俊夫 ,   藤井清孝 ,   福井仁士 ,   蓮尾金博 ,   松野治雄

ページ範囲:P.59 - P.65

I.はじめに
 脳血管撮影上閉塞性病変が一側のみに存在する例(疑診例)やVon Recklinghausen病などの明らかな基礎疾患を有する例はモヤモヤ病確診例から区別されている.しかしながら,これらのモヤモヤ病類似疾患とモヤモヤ病の鑑別は必ずしも明らかでない.前回われわれは合併疾患がなく発症時脳血管撮影上の片側性という点を除き,臨床像・EEG所見・病側脳血管撮影所見並びにポジトロンCT(PET)所兄がモヤモヤ病小児例のそれと同一の片側性モヤモヤ病(疑診例)について検討し,その一部症例に,後に両側性(確診例)へ移行する例があることを報告した5,15).今回は,基礎疾患を有し脳血管撮影上小児モヤモヤ病と類似した脳動脈閉塞を示す症例について検討したので報告する.

人工塞栓術にて閉塞し得た中脳四丘体部脳動静脈奇形の1例

著者: 中原一郎 ,   半田肇 ,   西川方夫 ,   山川弘保 ,   稲川正一 ,   小出智朗 ,   滝和郎 ,   岩田博夫

ページ範囲:P.67 - P.72

I.はじめに
 脳血管病変に対する人工塞栓術は,脳血管内手術の発達により,近年著しい進歩を遂げている.なかでも,脳動静脈奇形に対する人工塞栓術は,マイクロカテーテルを用いた超選択的なカテーテル誘導によるnidus直近へのアプローチが可能となり2,4,13,14),また,塞栓物質の進歩,殊に,液体塞栓物質Ethylene vinyl alcohol copo—lymer(EVAL)の開発12)によって安全かつ効果的なnidus embolizationが行えるようになり,本疾患の治療に不可欠のものとなりつつある.しかし,人工塞栓術のみによる脳動静脈奇形の閉塞はいまだ容易とは言えず,術前処置としてあるいは手術不能例の次善の処置として行われる場合が多い.最近,われわれは,EVAL及びPolyvinyl alcohol(PVA)particleによる人工塞栓術にて閉塞し得た中脳四丘体部脳動静脈奇形の1例を経験したので,本法の適応,塞栓手技,塞栓物質の選択等につき考察を加えて報告する.

Cyst様構造を呈した後大脳動脈巨大動脈瘤の1例

著者: 奥村嘉也 ,   横山和弘 ,   物部健彦

ページ範囲:P.73 - P.78

I.はじめに
 最近,われわれは,動脈瘤内の大部分がキサントクロミーな液状成分で満たされた後大脳動脈巨大動脈瘤の1例を経験した.巨大脳動脈瘤内の血流のない部分は,通常血栓であり,このようなcyst様構造を持つことは極めて稀である.本症例の画像診断上の問題点ならびに手術アプローチの工夫を中心に,若干の文献的考察を加え報告する.

慢性腎不全患者の破裂脳動脈瘤—症例と透析方法の検討

著者: 山本信孝

ページ範囲:P.79 - P.82

I.はじめに
 慢性腎不全患者の死亡原因の1位は心不全であるが第2位は脳血管障害7)であり,特に5年以上の透析歴を持つ例では脳血管障害が1位をしめる5).慢性腎不全患者では破裂脳動脈瘤の頻度が一般よりやや多いとする報告もあるが正確には不明である.しかし,その予後は不良であると報告されている4,9).これは初回出血が重篤になりやすいことが主な原因であるが,初回出血を乗り切ったとしても不幸な転機をとることが多い.今回,われわれは,慢性腎不全に合併した破裂脳動脈瘤の治療に際し術前より術中術後にかけて患者の状態に応じた透析療法を選択することにより予後の良好であった2例を経験した.この症例を報告するとともに,術前,術後の管理方法を検討する.

橋外側海綿状血管腫の1手術例—脳幹部海綿状血管腫外科的切除27例の文献的考察

著者: 徳光直樹 ,   佐古和廣 ,   相澤希 ,   泉直人 ,   橋本学 ,   米増祐吉

ページ範囲:P.83 - P.87

I.はじめに
 海綿状血管腫は中枢神経系のvascular malformationの5-13%を占めると言われており18),比較的稀な疾患とされている.特に脳幹部に存在するものは稀で,かつては生前診断は困難であった.
 しかし,MRI導入後その特徴ある所見より比較的容易に診断されるようになり,出血を繰り返す例ではその局在により外科的切除が行われる報告が増加している3,5,8-13,19-23)
 今回われわれは手術的に全摘し得た橋外側部の海綿状血管腫を経験したので,今までに報告されている脳幹部海綿状血管腫の手術例を含わせ,外科的治療の成績について報告する.

胸髄部多発性髄膜腫の2例

著者: 牧内恒生 ,   近藤達也 ,   篠浦伸禎 ,   山川健太 ,   小井戸隆

ページ範囲:P.89 - P.93

I.はじめに
 脊髄の多発性腫瘍は文献的に散見されるが,ほとんどは神経鞘腫や神経線維腫であり,髄膜腫は稀である.われわれは最近胸髄都に多発した髄膜腫の2症例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.

特別寄稿

モヤモヤ病昔話

著者: 西本詮

ページ範囲:P.95 - P.99

I.はじめに
 モヤモヤ病は現在では国際的にもよく知られた脳血管障害であるが,その存在が気付かれたのは昭和30年代であり,日本に脳血管撮影が普及し始めた頃であった.当時はその脳血管撮影像を既存のカテゴリーに分類しようとしたが,やがて新しい疾患ではないかと考えられるようになり,種々の病名が提唱された.そしてそれが国際的にも知られ(1967),モヤモヤ病という名称(1969)が普及して行ったのはかなり後のこととなる.このような経緯については,当時を知る人々がだんだん少なくなり忘れられて行くのではないかと考えられるので,そのころの事惰について,私自身の経験を述べさせていただきたいと思う.
 本報告は,昨年(1991)5月11日第19回日本小児神経外科学研究会(東京)の特別講演および本年(1992)3月27日久留米における倉本進賢教授退官記念講演の要旨をまとめたものである.

報告記

ICRAN(国際神経外傷会議)印象記

著者: 平川公義

ページ範囲:P.100 - P.100

 ICRAN 1992大会は,1992年9月23-26日の間,東京慈恵会医科大学の中村紀夫教授を会長として,軽井沢で開かれた.ICRANとは,International Conferenceon Recent Advances in Neurotraumatologyの略である.頭部外傷の諸問題を解決すべく,1965年,世界脳神経外科学会連合(WFNS)の下部組織として委員会が結成され,リスボンのMarques教授が初代委員長に就任した.当初は4年毎,その後,1-2年毎に,大会ないしは委員会が開催された.外傷における用語の策定も本委員会の活動である.我国の委員は,初代の佐野圭司教授から,石井昌三教授,牧野博安教授,そして現在の中村教授へと引き継がれてきた.
 軽井沢大会はアジアで開催される初めての大会である.関係者のご尽力の結果,外国からは26か国80名の参加者があり,300名が参集する盛会となった.本大会の主題は,慢性硬膜下血腫(成人),頭部外傷の画像診断,中枢神経系外傷における細胞障害と修復で,これらを中心にシンポジウムならびに自由演題が組まれた.

基本情報

Neurological Surgery 脳神経外科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1251

印刷版ISSN 0301-2603

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

icon up
あなたは医療従事者ですか?