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症例
インターフェロン—α投与にて縮小した転移性脊椎腫瘍(腎癌)の1例
著者: 鈴木俊久1 得能永夫1 林秀明1 江頭誠1 樹山三記1 窪田一男2 平山暁秀2 白馬明3
所属機関: 1多根総合病院脳神経外科 2多根総合病院泌尿器科 3大阪市立大学脳神経外科
ページ範囲:P.1049 - P.1053
文献購入ページに移動腎癌の脊椎転移例は予後不良と言われている.またインターフェロン—α8,9)投与にて肺転移,上腕骨転移巣が縮小したとの報告はあるが,脊椎転移巣が縮小したため全摘出来た報告はない.今回われわれは脊椎転移巣が1カ所で,且つインターフェロン—α投与にて転移巣の縮小を認めたため全摘出でき,脊髄症状の改善が得られた症例を経験したので報告する.
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