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症例
凍結乾燥硬膜が原因と考えられたCreutzfeldt-Jakob Diseaseの1例
著者: 高山昌奎1 初田直樹1 松村憲一1 中洲敏1 半田譲二1
所属機関: 1滋賀医科大学脳神経外科
ページ範囲:P.167 - P.170
文献購入ページに移動Creutzfeldt-Jakob disease(以下CJD)は非定型ウイルスによる遅発性感染症で発症後1年以内に死亡ないし重篤な状態に陥る疾患である.乾燥凍結硬膜を介しての感染と考えられうるCJD列は1988年にThadaniが初めて報告して以来これまで4例が報告されている6,7,9,11).われわれも最近同様の1例を経験したので報告する.
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