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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科21巻3号

1993年03月発行

文献概要

連載 脳循環代謝・3

Stable Xenon-Enhanced CTを用いた脳循環測定法

著者: 鈴木龍太1 成相直1 平川公義1

所属機関: 1東京医科歯科大学脳神経外科

ページ範囲:P.197 - P.203

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I.はじめに
 本稿では臨床的に脳循環を測定する方法のうちXenon-enhanced CT(Xe/CT CBF,日本語ではキセノンCTとする)の概説を行う.周知のごとく非放射性キセノンガス(ゼノピュアー,テイサン株式会社,東京)が平成3年10月に世界に先駆けて医薬品承認され,また平成4年4月からは本法が“非放射性キセノン脳血流動態検査”として診療報酬掲載された.このことから本法は日常的な臨床検査として現在急速に普及しつつある.一方,習熟していないことからくる混乱も伝えられる.われわれは本法の標準化の努力をしているがこの場を借りて方法論と問題点,特長を理解して頂き,本法の発展に寄与できることを願っている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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