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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科21巻4号

1993年04月発行

文献概要

研究

小児ウィリス動脈輪閉塞症のMR診断—MRIおよびMRAの有用性と限界

著者: 青樹毅1 松沢等1 宝金清博1 上山博康1 阿部弘1 宮坂和男2 斎藤久寿3

所属機関: 1北海道大学脳神経外科 2北海道大学放射線科 3札幌麻生脳神経外科病院

ページ範囲:P.305 - P.311

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I.はじめに
 近年急速な発展を遂げるMRIは脳血管障害の診断において不可欠な検査法となってきており,殊に高磁場MRIでは脳実質病変のみならず頭蓋内血管の異常をも診断可能で,その有用性が報告されている7,23,18).またMRIの応用であるMR血管造影(MR angiography;MRA)は非侵襲的に血管構造を描出する新しい画像診断法であり,臨床的有用性が認められつつある1-3,14).今回,小児ウィリス動脈輪閉塞症の血管病変の描出能についてこれらMRL, MRA所見と脳血管撮影所見を比轍し,本疾患の診断における有用性と問題点につき検討を行ったので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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