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研究
脳神経外科領域における四則演算ソフトの臨床応用
著者: 東保肇1 唐澤淳1 大西英之1 山田圭介1 香川雅昭2 安江博2 川端一弘2 北村俊也2
所属機関: 1大阪脳神経外科病院脳神経外科 2大阪脳神経外科病院放射線科
ページ範囲:P.313 - P.317
文献購入ページに移動脳神経外科領域での神経放射線学的診断,脳循環代謝評価は必要不可欠な補助診断となっている.特に,虚血性脳血管障害およびクモ膜下出血後の遅発性脳血管攣縮診断・治療には脳循環代謝評価が重要である.
われわれは現在までstable xenon(Xes)とcomputedtomography(CT)を用いた三次元的局所脳血流量測定(Xes CT-CBF study)10-13)をルチーンに施行してきたが,加減乗除の四則演算ソフトを導入し脳血流量評価に有用と考えられたのでここに報告する.
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