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研究
脊髄誘発電位測定(片側脊髄刺激法)による脊髄腫瘍の術中モニタリング
著者: 井須豊彦1 鎌田恭輔1 小林延光1 小柳泉2
所属機関: 1釧路労災病院脳神経外科 2北海道大学脳神経外科
ページ範囲:P.519 - P.526
文献購入ページに移動近年,顕微鏡手術の普及により,脊髄腫瘍の摘出は安全に行われるようになってきた.しかしながら,腫瘍摘出をより安全に行うためには,術中,脊髄機能をモニタリングすることは重要と考えられる1,2,4-7,10,13,14).
今回,われわれは,脊髄刺激法による脊髄誘発電位モニタリング下に腫瘍摘出を行った脊髄腫瘍を経験したので報告する.本報告では,われわれが施行している片側脊髄刺激による脊髄誘発電位測定法の利点並びに問題点について言及する.
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