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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科21巻7号

1993年07月発行

文献概要

研究

特発性小児脳梗塞例の検討

著者: 吉田真三1 山本豊城1 吉岡三恵子2 黒木茂一2

所属機関: 1神戸市立中央市民病院脳外科 2神戸市立中央市民病院小児科

ページ範囲:P.611 - P.616

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I.はじめに
 諸外国に比べてモヤモヤ病の頻度が高いわが国においては,モヤモヤ病が進行性の疾患であり,また外科的治療の対象になり得ることから,多くの関心はモヤモヤ病に向けられ,非モヤモヤ病性の小児閉塞性脳血管障害に対する検討は十分とは言い難い。小児における非モヤモヤ病性脳血管障害の特徴として,原因の特定できない特発性のものが多いことは,これまでにも指摘されており,その成因に関しては多くの異論がある。今回われわれは過去10年間において経験した非モヤモヤ病性の特発性小児脳梗塞について検討したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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