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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科21巻8号

1993年08月発行

文献概要

研究

脊髄動静脈奇形の治療—特に手術および人工塞栓術の適応について

著者: 飛騨一利1 阿部弘1 岩崎喜信1 蝶野吉美1 松沢等1 宮坂和男2

所属機関: 1北海道大学脳神経外科 2北海道大学放射線科

ページ範囲:P.711 - P.716

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I.はじめに
 脊髄動静脈奇形の診断に関しては,従来の脊髄腔造影,選択的血管撮影に加えて,最近ではMRI,MRangiography等の補助的診断技術の飛躍的進歩がみられる.しかしながら,その治療に関してはmicrosurgicaltechnique,人工塞栓術の発達があるとはいえ,脊髄疾患の中でも依然として,最も治療困難な疾患のままであると言わざるをえない.われわれはこの10年間に脊髄動静脈奇形の診断にて,17例に治療を行っているが,現段階における治療手段の適応について検討を加えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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