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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科21巻9号

1993年09月発行

文献概要

症例

中大脳動脈の高度狭窄に対して内膜剥離術を行った1例

著者: 松岡好美12 川尻勝久1 早崎浩司1

所属機関: 1済生会茨木病院脳神経外科 2大阪市立大学脳神経外科

ページ範囲:P.815 - P.818

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I.はじめに
 TIAが,内頸動脈の有意な狭窄や潰瘍形成によって起る場合には頸動脈内膜剥離術が行われる5,7,9).まして,それがcrescendo TIAであれば緊急手術が考えられることがある11).今回,中大脳動脈の高度な狭窄がcrescendo TIAをきたした症例に対して,内頸動脈の場合と同じように考え,急性期に中大脳動脈の内膜剥離術を施行した症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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