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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科22巻12号

1994年12月発行

文献概要

症例

小脳出血とともに出現し血腫除去後に消失した顔面痙攣の1例

著者: 平野亮12 越智さと子1 官尾邦康1

所属機関: 1苫小牧王子総合病院脳神経外科 2市立函館病院脳神経外科

ページ範囲:P.1159 - P.1161

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I.はじめに
 現在,顔面痙攣の治療法としてはmicrolvascular de—compressionが最も有効な治療法であり広く行われている1,2).しかしまれではあるが,顔面痙攣が自然消失したという報告もなされている4).今回われわれは,顔面痙攣が小脳出血の発症とともに出現し,血腫除去後に消失した興味ある1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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