文献詳細
文献概要
症例
鍼灸針による脊髄障害の1例
著者: 魏秀復12 高橋淳1 金本幸秀1 松林景子1 三國信啓1 岡本新一郎1
所属機関: 1大阪赤十字病院脳神経外科 2大阪府済生会泉尾病院脳神経外科
ページ範囲:P.151 - P.154
文献購入ページに移動鍼灸針による脊髄損傷はまれながらも,時に折針や置針(伏針)により脊髄内刺入をきたし重篤な脊髄障害を呈することがある.今回われわれは,鍼灸治療中針が折れ脊髄刺創をきたし,排尿障害のみを呈した症例を経験したので文献考察を加えて報告する.
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