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症例
脳底動脈狭窄による切迫卒中にPercutaneous Transluminal Angioplasty(PTA)が著効した1例
著者: 山村明範1 高村幸夫1 八巻稔明1 中川俊男1 端和夫2
所属機関: 1新さっぽろ脳神経外科病院 2札幌医科大学脳神経外科
ページ範囲:P.265 - P.268
文献購入ページに移動椎骨脳底動脈狭窄に対するPTAは,1980年にSundt6)が動脈硬化性脳底動脈狭窄に対して成功させて以来,多くは椎骨動脈狭窄例で保存的治療に反応しなかった慢性期例に試みられている.今回,脳底動脈狭窄による切迫卒中の急性期にPTAを行い,著明な神経症状の改善を得た症例を経験したので報告する.
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