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症例
悪性転化を示した髄膜腫—meningothelial typeからpapillary typeへ変化した1症例
著者: 山崎義矩1 川野信之1 諏訪知也1 伊藤比呂志1 矢田賢三1 桑尾定仁2
所属機関: 1北里大学脳神経外科 2北里大学病理
ページ範囲:P.285 - P.289
文献購入ページに移動髄膜腫は良性腫瘍であるが,肉眼的に完全摘出された後でも10%前後の再発があることが知られている.一般に再発腫瘍の組織型は初回手術時のものと同じであることが多いが,稀には肉腫や他の悪性型髄膜腫に変化することがある11).
今回われわれは,初回手術標本の組織型がmenin—gothelial meningiomaであったものが,再発時にmixed papillary & epithelial meningiomaに変化した症例を経験したので,文献的考察を加え報告する.
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