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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科22巻5号

1994年05月発行

文献概要

症例

巨大頭皮下腫瘤を形成した多発性骨髄腫の1例

著者: 案田岳夫13 馬場啓至1 米倉正大1 森山忠良1 寺本成美1 藤井秀治2

所属機関: 1国立長崎中央病院脳神経外科 2国立長崎中央病院病理 3長崎大学医学部付属病院脳神経外科

ページ範囲:P.455 - P.460

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I.はじめに
 多発性骨髄腫は,骨髄で形質細胞が腫瘍性に増殖し,頭蓋骨,椎骨,肋骨,骨盤などに溶骨性変化をきたす疾患であるが,頭蓋,及び頭蓋内に巨大腫瘤を形成することは比較的少ない.多発性骨髄腫と診断され化学療法を受けた後6年経て,前頭骨,斜台部に腫瘤を形成した1症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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