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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科22巻5号

1994年05月発行

文献概要

症例

大後頭孔部脊髄腫瘍術後に発生し,治療に難渋した頸椎後彎変形の1例

著者: 関賢二13 清水克時1 松下睦2 李忠連1 新林弘至1 山室隆夫1

所属機関: 1京都大学医学部附属病院整形外科 2和歌山赤十字病院整形外科 3玉造厚生年金病院整形外科

ページ範囲:P.481 - P.484

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I.はじめに
 椎弓切除術後の頸椎後彎変形は,成人では比較的稀とされている1-11).今回われわれは,大後頭孔部脊髄腫瘍の治療のための2回の椎弓切除術で悪化し,治療に難渋していた頸椎後彎変形の1症例を経験し,サルベージ手術として,後頭・頸・胸椎後方固定術を施行し良好な結果を得た.この論文ではその臨床経過を報告し,治療上の問題点を論じる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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