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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科22巻5号

1994年05月発行

文献概要

症例

著明なGranulomatous Pachymeningitisを呈したアスペルギルス症の1例

著者: 飯田淳一1 竹村潔1 牧田泰正2

所属機関: 1医真会八尾病院脳神経外科 2大和脳神経外科病院脳神経外科

ページ範囲:P.491 - P.494

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I.はじめに
 中枢神経系のアスペルギルス症は従来稀な疾患と考えられてきたが,近年抗生物質,抗癌剤,副腎皮質ステロイド等の使用頻度が増加するにともない,その報告が増加し臨床的意義が大きくなりつつある.しかしながら本症の臨床像は多彩であるためその診断は容易ではない.今回われわれは,著明なgranulomatous pachymenin—gitisの臨床像を呈したアスペルギルス症の1例を経験する機会を得たので若干の文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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