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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科22巻6号

1994年06月発行

文献概要

研究

視床出血の局在と神経症状—簡便なCT分類による予後の予測

著者: 栗田浩樹13 古屋一英1 瀬川弘1 谷口民樹1 佐野圭司1 塩川芳昭2

所属機関: 1富士脳障害研究所付属病院脳神経外科 2杏林大学脳神経外科 3東京大学脳神経外科

ページ範囲:P.537 - P.543

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I.はじめに
 視床は広範な大脳皮質と投射結合を持ち,第三脳室と内包の間に位置する1).周囲の複雑な神経路を反映して視床出血の症状は多彩で,進展形式と神経症状の解析から血腫部位による臨床分類が種々報告されてきたが3,12,15,18,19-21),日常診療において頻用されているものは少ない.今回われわれは中,小型の視床出血について,比較的予後と相関する簡便で実用的なCT分類を考案したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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