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研究
Malignant Astrocytoma初期治療後Complete Response症例の検討
著者: 隈部俊宏1 嘉山孝正1 吉本高志1 溝井和夫1
所属機関: 1東北大学脳研脳神経外科
ページ範囲:P.545 - P.551
文献購入ページに移動Anaplastic astrocytoma, glioblastoma multiforme(malignant astrocytoma)の治療成績は依然として満足すべきものではないが,中には長期生存を示す症例が存在する.従来,このような予後良好例の検討により,手術摘出率,年齢,performance status,罹病期間,組織型,腫瘍部位等が予後に対して有意な影響を及ぼすことが報告されてきた4,6,11,13,16).本研究では,初期治療終了時の画像に注目し,治療後画像上腫瘍の消失を得られたComplete Response(CR)症例の臨床像を検討し,予後判定因子としての有効性を考察した.
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