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文献概要
症例
脊髄に空洞形成を認めた多発性硬化症の1例
著者: 富田守13 山本俊樹1 松沢裕次1 中島正二1 植村研一2
所属機関: 1富士宮市立病院脳神経外科 2浜松医科大学脳神経外科 3清水厚生病院脳神経外科
ページ範囲:P.589 - P.592
文献購入ページに移動脊髄空洞症の原因としてキアリ奇形,癒着性クモ膜炎,外傷,脊髄腫瘍などが知られている3).MRI普及後,多発性硬化症にも空洞病変を伴うことが散見され注目されるようになってきた.今回われわれは脊髄空洞病変をともなった多発性硬化症の症例を経験したので文献的考察を加え報告する.
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