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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科22巻6号

1994年06月発行

文献概要

症例

脊髄に空洞形成を認めた多発性硬化症の1例

著者: 富田守13 山本俊樹1 松沢裕次1 中島正二1 植村研一2

所属機関: 1富士宮市立病院脳神経外科 2浜松医科大学脳神経外科 3清水厚生病院脳神経外科

ページ範囲:P.589 - P.592

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I.はじめに
 脊髄空洞症の原因としてキアリ奇形,癒着性クモ膜炎,外傷,脊髄腫瘍などが知られている3).MRI普及後,多発性硬化症にも空洞病変を伴うことが散見され注目されるようになってきた.今回われわれは脊髄空洞病変をともなった多発性硬化症の症例を経験したので文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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