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症例
Venous Angiomaと他の脳血管奇形との合併症例
著者: 田中柳水1 宮坂佳男1 矢田賢三1 柳下三郎2
所属機関: 1北里大学脳神経外科 2神奈川県総合リハビリテーションセンター病理
ページ範囲:P.665 - P.669
文献購入ページに移動脳血管奇形(cerebrovascular malformation:CVM)は,組織学的に,arteriovenous malformation(AVM),cavernous angioma, venous angiomaおよびcapillary telangiectasiaの4型に分類されてきた10).しかし,これらの4型のいずれに分.類すべきか困難であったり,同一症例で2つ以上のCVMが隣接して認められたとする報告が散見される1,6-8,11,13).われわれはいわゆるve—nous angiomaと他のCVMの存在が確認された3症例を報告し,同一症例において,venous angiomaと他のCVMが併存する意義および,このような症例の治療法について考察する.
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