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症例
眼輪筋をInvolveしない半側顔面痙攣の1治験例—顔面神経におけるFunctional Topographyの可能性
著者: 二階堂洋史13 小林英一1 永田和哉1 栢原哲郎2
所属機関: 1新東京病院脳神経外科 2三重大学第二解剖 3富士脳障害研究所付属病院脳神経外科
ページ範囲:P.73 - P.77
文献購入ページに移動顔面痙攣と同様の手術法で軽快することが知られている三叉神経ではその圧迫部位によって症状が異なると言われており三叉神経にfunctional topographyが見られると報告されている1,2,5-7,9)今回われわれは眼輪筋をinvolveしない半側顔面痙攣の一手術を経験し,それにより顔面神経にもfunctional topographyを示唆する所見が得られたので若干の考察を加えここに報告する.
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