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研究
脳腫瘍に対するimage guided stereotactic biopsy71例の経験
著者: 松本健五1 富田亨1 東久登1 中川実1 芦立久1 多田英二1 前田八州彦1 大本堯史1
所属機関: 1岡山大学脳神経外科
ページ範囲:P.897 - P.903
文献購入ページに移動近年,MRI等の画像診断技術の進歩により,脳深部の微小な腫瘍も容易に発見可能となり,またその診断も正確となっている.しかし画像及び臨床所見のみでは診断に苦慮する例も少なくない2,4).特に問題となるのは腫瘍の占拠部位,広がり,また患者の状態等により,開頭による組織診断を選択し難い場合である.その際の治療方針について議論のあるところとなる9).脳腫瘍を治療する際,また予後を推定する意味でも,組織診断が重要であることは周知の事実である,われわれはそのような病例に対して,積極的にCTまたはMRI誘導による定位脳手術による腫瘍生検を行い診断を確定することとしている.今回その具体的手技,成績等について若干の文献的考察を加え報告する.
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