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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科23巻10号

1995年10月発行

文献概要

症例

悪性類上皮腫の1治験例

著者: 森美雅1 鈴木善男1 棚澤利彦1 吉田純1 若林俊彦1 小林達也2

所属機関: 1名古屋大学脳神経外科 2小牧市民病院ガンマナイフセンター

ページ範囲:P.905 - P.909

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I.はじめに
 類上皮腫は頭蓋内腫瘍の約1%21)を占めるが,まれに悪性変化を伴うものがあり悪性類上皮腫もしくは類上皮腫癌と呼ばれ,予後は極めて不良である.われわれは摘出後,放射線治療による13カ月の症状軽快の後,再び急速に増大する小脳橋角部悪性類上皮腫に対してradiosurgeryを行った.その効果を含め悪性類上皮腫の治療に関して文献的考察を行う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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