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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科23巻10号

1995年10月発行

文献概要

症例

ガス産生菌による脳膿瘍と硬膜下膿瘍の同時合併例—手術時期についての考察

著者: 西村敏彦1 窪田惺2

所属機関: 1旭ケ丘病院脳神経外科 2埼玉医科大学脳神経外科

ページ範囲:P.935 - P.939

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I.はじめに
 ガス産生菌による脳膿瘍は極めて稀であり2,3,9-11,13,16),しかも非ガス産生菌による脳膿瘍に比して急速に増大し,予後も不良である4,9,11)
 今回われわれは,神経脱落症状を残すことなく完治させることができたガス産生菌による脳膿瘍と硬膜下膿瘍との同時発生例を経験したので,文献的考察を行うと共に脳膿瘍の手術時期についても検討したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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