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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科23巻2号

1995年02月発行

文献概要

解剖を中心とした脳神経手術手技

神経内視鏡(軟性)による脳神経外科手術

著者: 瀧本洋司1 早川徹2

所属機関: 1市立吹田市民病院脳神経外科 2大阪大学脳神経外科

ページ範囲:P.111 - P.116

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Ⅰ.はじめに
 最近の光学機器の著しい進歩と,消化器外科をはじめ耳鼻科,婦人科,泌尿器科等,脳神経外科以外の分野における内視鏡手術の進歩の影響を受けて,脳神経外科においても内視鏡手術が注目を浴びつつある.
 この分野は,実体顕微鏡が確立される遙か以前より,散発的ではあるが先人の工夫と試行錯誤が積み重ねられてきた.それら脳神経外科における内視鏡の歴史をふりかえってみると,硬性内視鏡を直接使用する方法,硬性鏡と定位脳手術を組み合わせる方法,軟性鏡を用いて主として脳室系の手術を行う方法等に分けられる.著者らは,このうち主として脳室系の手術に対してファイバースコープを用い,過去2年間に41例(Table 1)の内視鏡下手術を行ってきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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