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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科23巻2号

1995年02月発行

文献概要

研究

第3脳室病変に対するAnterior Transcallosal Approach—Monro孔の拡大法に関する考察

著者: 堤一生1 浅野孝雄1 茂野卓1 松居徹1

所属機関: 1埼玉医科大学総合医療センター脳神経外科

ページ範囲:P.137 - P.144

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Ι.はじめに
 Anterior transcallosal approach(ATA)により,第3脳室部病変を手術する場合,自然孔(Monro孔)を通した術野だけでは根治術が望めないことも多く,脳弓間もしくはMonro孔を広げる様々な工夫が必要とされる.それぞれの方法に一長一短があるように思われるが,詳細に記述されたものは意外に少ない6,12).われわれは,主にchoroidal fissureを利したsub/transchoroidal approachを用いて手術をを行ってきたが,その有用性と共に,いくつかの問題点を実感した.そこでこれらの適応と限界につき,われわれの経験を元に考察を加える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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