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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科23巻3号

1995年03月発行

文献概要

研究

内頸動脈による視神経偏位の検討

著者: 今泉俊雄1 相馬勤2 鶴野卓志3 新谷俊幸3 竹田正之3 森繁樹4

所属機関: 1王子総合病院脳神経外科 2市立札幌病院脳神経外科 3小樽脳神経外科病院 4森眼科クリニック

ページ範囲:P.229 - P.234

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I.はじめに
 内頸動脈による視神経の圧迫が視野視力障害を引き起こすことは古くより知られているが,その診断,治療については未だに明かになっていない.しかし,時に減圧術にて改善したり,悪化を防止できる症例がある3)
 高齢者では,術中,硬化した内頸動脈により偏位した視神経を観察することが稀ならずあるが,こうした症例で視野視力障害を訴えることは稀である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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