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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科23巻3号

1995年03月発行

文献概要

症例

石灰化を伴った線維性のTSH産生下垂体腺腫の1例

著者: 佐藤雅春1 金井信博1 金井秀行2 菅瀬透2 花田正人3 早川徹4 斉藤洋一4 大西丘倫4 小田泰雄5 宮川潤一郎5

所属機関: 1市立豊中病院脳神経外科 2市立豊中病院内科 3市立豊中病院病理部 4大阪大学脳神経外科 5大阪大学第二内科

ページ範囲:P.259 - P.263

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I.はじめに
 TSH産生下垂体腺腫は,下垂体腺腫のうちで非常に稀であり内分泌学的にも興味のある疾患である.われわれはこの腫瘍が近傍組織に進展及び浸潤を示し,しかも線維性で一部に石灰化を有していたために摘出に難渋した症例を経験した.本自験例を報告するとともに,このhard pituitary adenomaに関して文献的考察を加えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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