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文献概要
症例
破裂末梢性前大脳動脈瘤と拮抗性失行
著者: 和田学1 梶川博1 藤井省吾1 山村邦夫1 梶川咸子1
所属機関: 1翠清会梶川病院脳神経外科
ページ範囲:P.355 - P.358
文献購入ページに移動右手の随意運動の開始時,最中あるいは終了直後に左手にみられる様々な異常行動を拮抗性失行(diagonistic dyspraxia)というが,脳神経外科診療において本症候に遭遇することは比較的稀であると思われる.われわれは,破裂末梢性前大脳動脈瘤の2症例で,経過中に典型的な本症候を観察したので,その1例の詳細を報告し,若干の文献的考察を加える.
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