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研究
Helical scanning CT(HES-CT),特に三次元CT内視法(3—D CT endoscopy法)の動脈瘤治療決定への有用性
著者: 加藤庸子1 佐野公俊1 片田和廣2 小倉佑子2 周捷1 金岡成益1 神野哲夫1
所属機関: 1藤田保健衛生大学脳神経外科 2藤田保健衛生大学放射線科
ページ範囲:P.685 - P.691
文献購入ページに移動血管内治療も含め脳動脈瘤の治療は著しい進歩を遂げ,ほぼ確立されてきたかのようにも思われる.しかし茎部の詳細のつかみにくい巨大脳動脈瘤や血管奇形の上にできた瘤などは従来の血管撮影ではその判読は困難な場合がある.今回著者らはHES-CT,及び動脈瘤の内腔を描出する三次元CT内視法(3—DCT endoscopy法)による瘤の表面と内側からの両面の情報を分析し的確な動脈瘤根治手術のためのこれらの有用性につき報告する,
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