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研究
Three-dimensional CT angiography(3D-CTA)による破裂・未破裂脳動脈瘤の診断
著者: 田邊純嘉1 大滝雅文1 上出廷治1 端和夫1 鈴木進2 高橋八三郎2
所属機関: 1札幌医科大学脳神経外科 2高橋脳神経外科病院
ページ範囲:P.787 - P.795
文献購入ページに移動近年computer imagingの発達により3次元画像が作製され,病変の局在診断や治療計画の検討に応用されているが,1989年に登場した高速螺旋型CTは従来のCTでは困難であった3次元画像の作製を容易にした.
1992年より連続回転型高速CT装置が札幌医科大学に導入され,短時間に広範囲の部位が撮影されるようになり,良好な3次元画像や多断画再構成画像(MPR image)が作製可能となった.その後ソフトウエアーの開発で3次元CT angiography(3D-CTA)が検査可能となり,脳血管障害の診断に3D-CTAを使用してきたが,本論文では破裂および未破裂脳動脈瘤の診断に使用した結果について報告する.
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