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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科23巻9号

1995年09月発行

文献概要

歴史探訪

てんかん外科の温故知新—歴史年表

著者: 朝倉哲彦1

所属機関: 1鹿児島大学脳神経外科

ページ範囲:P.831 - P.844

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はじめに
 日進月歩,いや秒進分歩とまでいわれる医学の進歩によって長年人類を苦しめてきた病苦の一翼が克服される曙光が見えてきた.てんかんもその一つである.
 抗てんかん薬も次々と登場し,多くの患者が福音に浴しているが,一方,なお薬物抵抗性すなわち難治性てんかんの患者が存在することは,無視できない.成人で25.6%,小児で13.4%といわれ,てんかん患者の総数を約100万人とするなら,相当な数に上る,ここにてんかん外科の必要性が存在する.現在のてんかん外科は切除外科に加えて遮断外科を経,さらに抑制系刺激療法へと展開しつつある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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