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症例
良性頭蓋内圧亢進症の1例:頭蓋内圧連続測定結果より
著者: 徳野達也1 吉田真三1 山本豊城1
所属機関: 1神戸市立中央市民病院脳神経外科
ページ範囲:P.93 - P.98
文献購入ページに移動良性頭蓋内圧亢進症(benign intracranial hyperten—sion)はpseudotumor cerebriともよばれ頭蓋内に占拠性病変が存在しないにもかかわらず頭蓋内圧亢進症状を示す症候群である.特異的な所見に乏しいため診断はしばしば因難であるが,今回われわれは頭蓋内圧連続測定が診断および治療に有用であった1例を経験したので報告する.
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