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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科24巻10号

1996年10月発行

文献概要

研究

ブロモクリプチン治療中にけいれん発作を生じたプロラクチン産生腺腫:腺腫の鞍外側方進展様式とけいれん発現との関係

著者: 丹羽潤12 田辺純嘉1 端和夫1

所属機関: 1札幌医科大学脳神経外科 2市立函館病院脳神経外科

ページ範囲:P.913 - P.919

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I.はじめに
 海綿静脈洞への側方進展を伴うプロラクチン(以下PRL)産生腺腫9症例に対してブロモクリプチンの単独大量投与を行い,うち3例で治療経過中にけいれん発作を認めた.下垂体腺腫の鞍外側方進展様式とけいれん出現時のMR所見から発作の発現機序について検討したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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