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連載 Functional Mappingの臨床応用—現状と展望・9
双極子追跡法による脳機能マッピング
著者: 林央周1 池田宏明1 高久晃1 西条寿夫2 小野武年2
所属機関: 1富山医科薬科大学脳神経外科 2富山医科薬科大学第二生理
ページ範囲:P.977 - P.980
文献購入ページに移動双極子追跡法(dipole tracing,DT)法は,感覚刺激に伴って発生する誘発電位の頭皮上電位分布から脳内電流発生源(双極子)の位置を推定する方法である7,8).われわれはこの方法を用いて脳機能マッピングを行い,主として脳腫瘍等の脳内占拠性病変の手術シミュレーションおよび手術ナビゲーションに利用している4).本稿では,DT法による脳機能マッピングの方法について概説し,さらに脳神経外科手術への貢献について述べる.
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