icon fsr

文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科24巻11号

1996年11月発行

文献概要

解剖を中心とした脳神経手術手技

解剖を中心とした脳神経手術手技:Tectal AVMの手術

著者: 菊池晴彦1 宮本享1 永田泉1

所属機関: 1京都大学脳神経外科

ページ範囲:P.981 - P.986

文献購入ページに移動
I.はじめに
 Tectal arteriovenous malformation(AVM)はposte—rior tentorial incisural spaceに位置する病変であるがその病変の局在・潅流様式とりわけprecentral cerebellar veinを中心とした小脳上面(tentorial surface)正中部の静脈がAVMのdraining systemとしてどれほど関与しているかによって微妙に手術アプローチが異なる.本稿では同部位のAVMをpineal AVM,tectal AVMおよびそのcaudal extensionすなわち第四脳室上髄帆にまでのびた場合に分けて考察し各々にとって大切な外科解剖の要点と手術法について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら