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解剖を中心とした脳神経手術手技
解剖を中心とした脳神経手術手技:Tectal AVMの手術
著者: 菊池晴彦1 宮本享1 永田泉1
所属機関: 1京都大学脳神経外科
ページ範囲:P.981 - P.986
文献購入ページに移動Tectal arteriovenous malformation(AVM)はposte—rior tentorial incisural spaceに位置する病変であるがその病変の局在・潅流様式とりわけprecentral cerebellar veinを中心とした小脳上面(tentorial surface)正中部の静脈がAVMのdraining systemとしてどれほど関与しているかによって微妙に手術アプローチが異なる.本稿では同部位のAVMをpineal AVM,tectal AVMおよびそのcaudal extensionすなわち第四脳室上髄帆にまでのびた場合に分けて考察し各々にとって大切な外科解剖の要点と手術法について述べる.
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