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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科24巻11号

1996年11月発行

文献概要

研究

転移性脳腫瘍に対する直線加速器による定位的放射線照射

著者: 加藤功1 白土博樹2 鈴木恵士郎3 高邑明夫4 富田雅義5 西岡健2 井須豊彦6 宮町敬吉7 澤村豊1 宮坂和男2 阿部弘1

所属機関: 1北海道大学脳神経外科 2北海道大学放射線科 3帯広厚生病院放射線科 4旭川厚生病院放射線科 5日鋼記念病院放射線科 6釧路労災病院脳神経外科 7日鋼記念病院脳神経外科

ページ範囲:P.1003 - P.1009

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I.はじめに
 近年,脳内小病変に対する新しい治療方法として,定位的放射線照射(stereotactic irradiation,STI)が注目されている.この方法には定位的一回照射法のいわゆるradiosurgery(SRS)と,定位的分割照射法(fractionated stereotactic radiotherapy,FSR)があり,ガンマナイフによるSRSの治療効果は確立されている.今回,転移性脳腫瘍に対して,リニアックX線を用いたSRSあるいはFSRによる治療効果をまとめ,その有効性について報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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