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読者からの手紙
三次元画像立体視における交差法,平行法同時表示
著者: 金城利彦1 豊見山直樹1
所属機関: 1琉球大学脳神経外科
ページ範囲:P.1055 - P.1055
文献購入ページに移動そこで3D-CTで作成した画像を3枚並べて交差法,平行法いずれによっても立体視できるように試みた.図の症例は斜台から右錐体先端部におよぶ骨破壊性の腫瘍(平滑筋肉腫)である.右の中頭蓋窩硬膜外からアプローチして腫瘍を摘出したが,operative viewで3D-CT画像を作成した.左と中央の2枚で交差法,中央と右の2枚で平行法で立体視できる.必ずしもすべての人が交差法,平行法両者で立体視できるとは限らないので,このように交差法,平行法いずれによっても立体視できるように3枚プリントして表示することは有用と考える.
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