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症例
上矢状洞不完全閉塞により頭蓋内圧亢進症状を呈した傍矢状洞髄膜腫の1例
著者: 蘇馬真理子1 宗本滋1 黒田英一1 浜田秀剛1 毛利正直1
所属機関: 1石川県立中央病院脳神経外科
ページ範囲:P.165 - P.168
文献購入ページに移動中1/3傍矢状洞髄膜腫は,運動感覚障害,部分てんかんで発症することが多く2),頭蓋内圧亢進で発症することは少ない.また上矢状洞への浸潤は40%に認められるが5),静脈洞内に主に進展しうっ血乳頭で発症する例は稀と考えられる.今回,上矢状洞内に主に進展しうっ血乳頭にて発症した症例を経験したので報告する.
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