icon fsr

文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科24巻2号

1996年02月発行

文献概要

症例

上矢状洞不完全閉塞により頭蓋内圧亢進症状を呈した傍矢状洞髄膜腫の1例

著者: 蘇馬真理子1 宗本滋1 黒田英一1 浜田秀剛1 毛利正直1

所属機関: 1石川県立中央病院脳神経外科

ページ範囲:P.165 - P.168

文献購入ページに移動
I.はじめに
 中1/3傍矢状洞髄膜腫は,運動感覚障害,部分てんかんで発症することが多く2),頭蓋内圧亢進で発症することは少ない.また上矢状洞への浸潤は40%に認められるが5),静脈洞内に主に進展しうっ血乳頭で発症する例は稀と考えられる.今回,上矢状洞内に主に進展しうっ血乳頭にて発症した症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら